豊胸手術、脂肪吸引TOP >> 豊胸バッグの破損・破れ
日本国内の一定レベル以上の医療機関で用いられている豊胸バッグは、耐久性が高く、一生ものであると考えられています。通常の状態では破損することはありません。しかし胸部に強い打撲を受けた場合や10年以上前に豊胸手術を受けた場合には、バッグが破損する可能性はゼロとは言い切れません。もしバッグが破損したようだと考えられる場合には、入れ替え手術が必要になることがあります。
豊胸バッグの材質は年々改良されています。現在流通している人工乳腺は、内部がお菓子のグミのような硬さになっており、外側を丈夫な膜で包まれています。内部は液状ではありませんので、表面の膜が破損しても、その場にとどまり、体内に入り込むことはありません。しかし強い外力により押しつぶされた場合には、破裂する可能性があることは知っておく必要があります。
豊胸バッグは、多少の強さの打撲であれば、損傷することはありません。しかし過去に用いられていたバッグは、品質が保証されていないものがありますので、軽度の外傷でも破裂する可能性があります。生理食塩水バッグやCMCバッグなど、その当時は安全であったと考えられていましたが、数年を経て、その欠点が明らかになったというものもあります。御心配な方は専門の医療機関を受診してください。
豊胸バッグは改良され品質が保証されています。2010年以後に豊胸手術を行ったバッグに関しては、耐久性が問題ないと考えられます。しかし2000年以前に豊胸手術を行った場合には、耐久性に問題があるものも含まれていると思われます。更に年月が経過して、劣化して破裂することも否定できません。
激安価格で豊胸手術を受けた場合には注意が必要です。激安豊胸においては、粗悪な乳腺バッグが使われていることがあり、品質の保証はできないからです。高品質のバッグと比較して、破裂する可能性が高くなります。激安豊胸を受けた後、バッグが破損したようだと御相談が増えています。
海外で豊胸手術を受ける方がいらっしゃいます。わざわざ海外まで出かけるのは価格が安いからという理由からです。価格が安いために、粗悪な豊胸バッグが使われている可能性があり注意が必要です。破れてバストが変形したということであれば修正が必要になります。
手術した当時には安全性を謳っていたバッグでも何かの衝撃を受けた拍子にバッグが破損する可能性があります。経年劣化で耐久性が落ちたために、破損することもあります。バッグが破損すると、胸の痛みや引きつれなど違和感を生じます。内容物によっては腎障害など、身体に悪影響を及ぼすものがあります。更に破損したバッグをそのまま放置していると炎症を起こし発熱や倦怠感を伴います。バッグが破れてしまったか否か不安になり、精神的なストレスを抱えることもあります。
豊胸バッグが破損した、破れたという場合には、豊胸バッグの入れ替えが必要になります。しかし初回の豊胸手術と比較して、手術の難易度が高くなるため、治療を引き受けている施設は少数になります。リスクやデメリットがありますので、治療前には十分説明を受けて納得した後に、手術に臨むことが重要になります。
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