太もも・お尻の脂肪吸引
太もも、お尻は脂肪が付きやすく、ダイエットしても減りにくい部位です。そのため脂肪吸引の希望者が多い場所です。
太ももやお尻が大きくタイトスカートやジーンズが穿けない、足が太いために足が短く見える、上半身はガリガリなのに下半身だけが太くてバランスが取れない、歩くと太ももの内側が擦れるので不快である、お尻が大きくて垂れているなどの理由で御来院いただいています。
太もも、お尻の脂肪吸引手術
脂肪吸引の定番の部位であり、ほとんどのクリニックで行われています。しかし担当医により吸引してもらえる脂肪の量が大きく変わってくること、大腿臀部は皮弁の下垂をおこしやすいことにより、手術をお願いする場合は、担当医の実力を良く知ってから依頼する必要があります。
大腿臀部の脂肪吸引は、他の部位の脂肪吸引と同様にチュームセント法によりsuperficial liposuctionを行います。生理食塩水にて希釈した局所麻酔薬リドカイン、血管収縮薬エピネフリンを大腿部、臀部の皮下に注入し、皮下脂肪を膨らまし、皮下の血管を収縮させます。フェザーリングバーにて皮下脂肪を乳化させた後に、大腿部、臀部の皮下脂肪を吸引します。
手術後は、1か月程度圧迫用のストッキングをはいてもらうことで腫れの予防を行います。
太もも、お尻の脂肪吸引の適応
- 太ももが太く、細身のジーンズが似合わない。
- 太ももの外側が飛び出しているので、ジーンズやタイトスカートが入らない。
- 下半身が太っていて、上半身とのバランスが取れない。
- お尻の脂肪が垂れていて、足が短く見える。
- 重心が下にあり、体型が不恰好に見える。
太もも、お尻脂肪吸引のメリットやデメリット
太もも、お尻の脂肪吸引のメリット
- 重心が上がり、体型が若々しくなります。
- お尻のタルミが改善され、足が長く見えます。
太もも、お尻の脂肪吸引の注意点、デメリットやリスク(稀なものを含む)
- 太もも前面に脂肪が多く、張り出している症例は、難易度が高くなります。
- 大量に脂肪吸引できた場合は、術後管理が重要になります。
- 出血が多くなることがあります。
- 手術時間が長くなることがあります。
モニター写真
21歳 女性。太もも、お尻の脂肪吸引
太ももとお尻が大きくジーンズやタイトスカートが太もも部分でつっかえるということで仙台中央クリニックを受診していただいた症例です。細いジーンズやスカートが履きたいというご希望により、太ももとお尻の脂肪吸引を行いました。手術後は、圧迫ストッキングを着用して腫れの予防をして比較的早期に腫れも減りました。手術前と比べて太ももは細く、お尻は小さくなったので、堂々と細いジーンズにトライしていただけると思います。
クリニックより:太ももやお尻は皮下脂肪が貯留しやすい場所であり、脂肪吸引希望の方に多数御来院いただいています。特に大腿骨転子部位に脂肪が貯留すると、横への張り出しが強くなり、ジーンズやタイトスカートが穿き難くなります。更にお尻が下がって、横に広がって大きく見えますので美容的にも醜形をきたすことになります。この部位の脂肪を取ることで、お尻が小さく見え、更にヒップアップして足が長く見えます。今まで穿けなかった細身のジーンズも入るので喜ばれています。特に後ろから見た姿が若々しくなります。
28歳、女性。大腿臀部脂肪吸引
下半身だけに脂肪が付きやすいと悩んでいた症例です。ダイエットしても胸がサイズダウンするばかりで、下半身の脂肪は全く減らないということで仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、上半身に比較して下半身に脂肪が多く、太ももからお尻にかけ皮下脂肪が大量に貯留していました。細身のジーンズを穿きたいということで言う希望のために、太ももとお尻の脂肪吸引を行いました。大量の脂肪が取れて、細いジーンズも入るようになりました。
クリニックより:下半身にだけ脂肪が付きやすいと悩む方がおられます。上半身は痩せているのに、お尻廻りや太ももにだけ脂肪が付くために、下半身が大きく見えて不格好と気にされるようです。そのような方には脂肪吸引をお勧めしています。脂肪吸引で下半身の脂肪をしっかり取ることにより、ジーンズやスカートが2サイズ程度減少します。お尻が小さく、足が長く見えます。