下半身の脂肪吸引
日本人は下半身だけに脂肪が付いた、いわゆる下半身デブ体型の方が多いようです。下半身デブと言われる方は、後ろから見ると老けて見えるという特徴があります。体型が老人っぽいと悩んでいる方がいらっしゃいます。上半身は痩せているのに、下半身が太くてジーンズが穿けない、タイトスカートが入らないということでお悩みの方もおられます。仙台中央クリニックでは、このような方から下半身の脂肪吸引についての御相談をいただいています。
下半身デブに対する治療
お尻が張っているにもかかわらず、上半身が痩せていて、胸が貧弱という場合もあります。このような体型の方がダイエットすると確実に胸から痩せていきますので、かえっておかしな体型になってしまいます。理想の体型に近づけるためには脂肪吸引が勧められます。下半身の脂肪吸引は、大腿と下腿を同日に行うこともあれば、分けて行うこともあります。同日に行うか、分けて行うかは、脂肪が付いている量やご本人の希望よっても変わってきます。仙台中央クリニックでは診察の上、状況を良くお聞きした上で脂肪吸引の計画を設定しています。
洋ナシ型体型
肥満に関し遺伝子レベルの解析が進み、肥満した場合どこに脂肪が付きやすいかは、遺伝子によって決まっているということが明らかになってきました。下半身中心に脂肪が付き易いというタイプを洋ナシ型と呼んでいます。洋ナシ形の遺伝子を持っている方が太った場合、上半身には脂肪が付かず、下半身に集中して脂肪が付きやすいということが分かっています。日本人の34%が洋ナシ型肥満遺伝子を持っていると考えられており、洋ナシ型肥満遺伝子を持っている場合、下半身中心に脂肪が付くため、洋ナシのような体形になってしまいます。
下半身脂肪吸引の適応
- 上半身は痩せているが、下半身だけに脂肪が多い。
- 下半身デブと言われコンプレックスを持っている。
- 足が短く見える。
- 太もも、ふくらはぎ、足首が太い。
- 後ろ姿が老けて見える。
下半身の脂肪吸引のメリットやデメリット
下半身脂肪吸引のメリット
- 下半身がスッキリとして、身軽に見えるようになります。
- スリムなジーンズやスパッツが穿けるようになります。
- 後ろ姿が若くなります。
- 重心が上になり、足が長く見えるようになります。
下半身脂肪吸引の注意点、デメリットやリスク(稀なものを含む)
- 術後腫れている間は、ズボンが穿き難くなります。腫れが引けば、術前より細くなりますので、じっくり待つことが必要になります。
- 腫れが徐々に下がってきて、一時的に、靴が履きにくくなることがあります。
- 腫れや痛みの為に、術後暫くの間、歩行が障害されることがあります。
- 大量に脂肪吸引した場合、貧血症状を呈することがあります。
- 大量に脂肪吸引した場合は、皮膚の弛み予防のため丁寧にマッサージする必要があります。
下半身の脂肪吸引症例
31歳、女性。下半身の脂肪吸引
下半身にだけ脂肪が多い下半身デブに悩んでいた症例です。下半身の脂肪吸引を希望して仙台中央クリニックに受診していただきました。診察したところ、大腿部、臀部、下腿部、足首に皮下脂肪が付いて下半身が強調されている状態で、後ろから見ると老けて見えました。プリプリの下半身を何とかしたいという御希望により、大腿、臀部、下腿、足首の脂肪吸引を行いました。下半身全体が細くなり、細身のジーンズが入るようになりました。
クリニックより:下半身に脂肪が多い方は、下半身が横方向に強調され、足が短く、老けて見えることがあり、自分の体形を気にされているようです。ダイエットしても胸から減っていきますので、なおさらおかしな体型になります。仙台中央クリニックでは、ダイエットでは無理と考えられた方から多くの御相談いただいています。脂肪吸引は気になる部位の脂肪だけを減らしますので、苦しいダイエットをすることなく、理想体型に近づくことが出来ます。
31歳、女性。下半身の脂肪吸引
太もも、お尻に脂肪が多い、いわゆる下半身デブで悩んでいた症例です。下半身が太っていると、おばさん体形に見えるので、下半身をスッキリさせて若々しく見られたいということで、仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、太ももとお尻に皮下脂肪が大量に貯留している状態でした。太ももとお尻が太いために不恰好な体形に見えました。太ももとお尻の脂肪を取って下半身をスッキリさせました。体形が綺麗になり、足が長く見えるようになりました。
クリニックより:日本人には下半身デブ体形の方が多いようです。上半身はスリムであるのに下半身だけ脂肪が多いと嘆く方がいらっしゃいます。下半身に脂肪が多いと、足が短く後姿が老けて見えます。細身のジーンズやスカートが穿けないと言われる方もいらっしゃいます。下半身の脂肪吸引をすることにより、バランスが取れて若々しい体形に近づくことができます。