陥没乳頭の他院修正手術
乳首が乳房に埋まり出てこない状態を陥没乳頭と言います。陥没乳頭は、美容的に問題がある、垢が溜まり不潔になりやすい、乳腺炎になりやすい、授乳ができないという理由で手術を希望される方に来院いただいています。
陥没乳頭は乳管周囲の瘢痕性収縮組織により引っ張られて乳房内に埋没してしまうというのが原因です。陥没乳頭手術は、陥没乳頭の手術においては乳管と周囲の瘢痕収縮性組織を十分に剥離することが重要です。剥離が不十分であった場合や、重症の陥没乳頭は、再陥没することがあり、陥没乳頭の再手術をお引き受けすることがあります。2回目、3回目の手術は難易度が高くなりますので、初回の手術から経験豊富な美容外科医に手術を依頼することが重要です。
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31歳 女性。他院修正、陥没乳頭手術失敗、陥没乳頭再手術
元々両側の陥没乳頭の状態で、3年前に他院で両側の陥没乳頭の手術を受けました。右は成功して乳首が出てきたものの、左は失敗して陥没したままの状態でした。もう一度無料で再手術をしてもらいましたが、2回目の手術も失敗して乳頭は陥没したままで、更に変形した乳首になってしましました。諦めていたのですが今回どうしても修正したくて、こちらの院長先生に相談しました。この手術が3回目の手術ということになり、初回手術に比べて難しくなるということでしたが引き受けていただきました。埋まって変形していた乳首を突出した普通の形にしてもらいました。
クリニックより:陥没乳頭手術は、陥没が重症の場合、手術後再び埋没してしまうことがあります。同じ先生に無料で再手術してもらう方もおられますが、結果は変わらないことも多いようです、陥没乳頭の手術は回数を重ねることにより再手術の難易度は高くなります。陥没乳頭手術はもともと美容外科領域で症例数が少なく、経験の少ない医師も多いようです。初回手術から経験豊富な先生にお願いすることが良いと思われます。